債券の基礎知識

債券投資入門

債券は、一般的に株式や投資信託などに比べてリスクが少なく安全性の高い投資商品といえます。

債券とは、国や地方公共団体、企業などが、投資家から資金調達する（お金を借りる）時に発行する有価証券です。

債券には、保有期間中の利子や、満期時に元本が償還されることが決められています。債券を購入した投資家は、定期的に利子を受け取ることができ、さらに満期まで保有すれば額面金額が払い戻されます。満期前に債券を売買することも可能です。

種類は発行市場等で大まかに国内債券と外国債券に分けられ、各債券により申込単位は異なりますが、例えば個人向け国債は1万円から購入することができます。

多くの債券は、保有期間中、満期まで一定の利子が支払われることが約束されています。

債券は、株式のような大きなリターンは期待できませんが、一般的に預貯金と比べて利息が高い商品です。
満期を迎えると額面金額で償還されることが約束されています※。
ただし、発行体の倒産や破綻などによって元本を受け取れない場合があります。

満期まで持たずに、途中で売却することもできます※。
ただし、債券価格が下落している場合には売却損が発生する場合があります。

償還までの期間や利回り、発行体などによってさまざまな種類があるので、ライフプランなどに合わせた債券を選択できます。

※一部異なる債券もあります。

国内債券

公共債	国債	個人向け国債	日本国政府が発行する個人向けの債券で、利払いと満期償還が約束されています。変動金利10年満期、固定金利5年満期、固定金利3年満期があります。
	国債	利付国債	日本国政府が発行する債券で、利払いと満期償還が約束されています。10年、5年、2年などの期間のものがあります。
	地方債	公募地方債	都道府県などの地方公共団体が発行する債券です。例）新潟県公募公債・・・新潟県が発行する債券です。
民間債	社債	一般事業債	株式会社などの一般企業が発行する債券です。
民間債	社債	電力債	電力会社が発行する債券です。例）東北電力社債・・・東北電力が発行する債券です。

外国債券

外貨建て債券	米ドルなど外貨建ての債券で、買付、償還、利払いが外貨建てで行われます。国内債券に比べて高い利回りが期待できる場合が多いですが、為替相場の変動に左右されます。
仕組債	債券とデリバティブ取引を組み合わせたもので、為替レートや株価指数などを条件として、利率や償還額が変動する債券です。主に海外で発行され、日本国内では外国債券に区分されて販売されています。

※詳しい商品の内容は、岡三にいがた証券までお問い合わせください。