外国株式の基礎知識
外国株式投資入門
外国株式とは
外国株式は、外国の企業が発行している株式、外国の証券取引所に上場している株式です。国内の株式だけでなく外国株式へ直接投資することができます。
海外には、世界規模で活躍する企業や急成長する可能性をもつ企業が数多くあります。より高い「成長性・収益性」と「グローバルな分散投資」を求めるうえで、外国株式投資の重要性はますます高まっています。
当社では、米国、欧州、香港、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシアの株式をお取引いただけます。

外国株式の魅力
グローバル企業へ投資ができる
私たちにも身近な世界的大企業、世界各地で事業展開している企業や、ブランド力を有する優良企業などに直接投資することができます。
投資機会の拡大
近年の成長が著しい新興市場で活躍する企業や、日本にないユニークな事業を展開する企業(資源・エネルギー等)へ投資することが可能です。
国際分散投資でリスク分散ができる
日本株式だけでなく、米国など投資環境の異なる国々へ分散投資することで、日本株投資と異なるパフォーマンスが期待でき、リスク分散が図れます。
米国株式の魅力
外国株式市場は先進国から新興国までそれぞれ特徴がありますが、日本や欧州と比べてより力強い成長を続けているのが米国株式市場です。世界最大の経済大国への投資、その魅力についてご紹介します。
圧倒的な規模を誇る米国市場の時価総額
米国企業の時価総額は約9,740兆円(2024年末時点)。世界の半分近くを占めており、世界最大です。

株式時価総額上位銘柄には米国企業が集中
世界の株式時価総額ランキングには、米国企業が数多くランクイン。
米国株式を通じて、世界経済を牽引するグローバル企業への投資が可能です。
世界の株式時価総額ランキング
| 順位 | 国 | 企業名 | 時価総額(兆円) |
| 1 | 米国 | アップル | 595.7兆円 |
| 2 | 米国 | エヌビディア | 517.6兆円 |
| 3 | 米国 | マイクロソフト | 493.2兆円 |
| 4 | 米国 | アルファベット(グーグル) | 365.7兆円 |
| 5 | 米国 | アマゾン・ドット・コム | 363.0兆円 |
| 6 | サウジアラビア | サウジアラムコ | 284.4兆円 |
| 7 | 米国 | メタ・プラットフォームズ | 232.7兆円 |
| 8 | 米国 | テスラ | 204.0兆円 |
| 9 | 米国 | ブロードコム | 171.0兆円 |
| 10 | 米国 | バークシャー・ハサウェイ | 153.9兆円 |
*(出所)各種データ、データは2024年末時点
長期的・継続的な経済成長
1994年から2024年までの30年間の米国株(S&P500種指数)の市場パフォーマンスは約35倍。期間中大きな下落もありましたが、日本株(TOPIX)と比較して上昇基調での推移を続けています。長期的・継続的に成長を続ける米国株式への投資は、大きなリターンが狙えるでしょう。

成長の理由1:人口増加
米国は人口の増加が続いています。人口が増加すると、それに伴って食料品や自動車、住宅などの消費が活発化し、結果として株価の上昇が期待されます。若い世代が多く、高齢化の進行が緩やかな米国では今後も大きな成長が見込まれます。

成長の理由2:GDP
国の経済規模や成長率を示すGDPでは、米国の伸びが際立っています。
個人消費が活発になると企業の業績向上につながると考えられていますので、GDPの成長によって株価上昇や株式市場の規模拡大が期待できます。

成長の理由3:技術革新

米国は情報技術や人工知能(AI)など、幅広い分野で世界をリードしています。技術革新が絶えず起こり続けることで、安定成長が続いています。
1株から取引OK
100株単位で取引する日本株に対し、米国株は1株から取引できます。
スターバックス(SBUX)、コカ・コーラ(KO)、マクドナルド(MCD)など、日本でもおなじみの銘柄も多く、世界的企業への投資が数千~数万円から可能です。
充実の配当
米国株式市場では「配当金」(企業が稼いだ利益を投資家に分配するために支払うお金)も注目されています。日本株の配当は年に1~2回が多いですが、米国株では、年に4回(四半期に一回)の企業が多く、定期的な配当収入が見込めます。また配当を毎年増やす連続増配や、自社株買いを実施するなど株主還元に積極的な企業は、安定した収益基盤や財務体質に裏打ちされた高い成長力が期待されます。
NISA成長投資枠で米国株投資
NISA成長投資枠では、国内株、投資信託などに加えて米国株への投資も可能です。
通常、株の値上がり益は「譲渡益課税」、配当金には「配当課税」、合わせて20.315%が徴収されますが、NISA枠ならそれらが非課税となるのは大きな魅力です。年間で最大120万円のNISA成長投資枠を活用して、幅広い銘柄への分散投資も可能です。
※米国内で課税される10%の税金については非課税となりません
外国株式投資のリスク
価格変動リスク
株価は企業業績や経済情勢の変化などによって変動し、投資元本を割り込むことがあります。
信用リスク
企業業績や財務状況の悪化およびそれらを受けての外部評価の変化などにより、投資元本を割り込むことがあります。
流動性リスク
売買が極端に少ない銘柄は、売りたいときに買い手がなかなか見つからず希望する価格で売れなかったり、資金が必要なときすぐに現金化できないことがあります。
為替変動リスク

為替相場の変動によって、外貨を日本円で受け取る場合に損益が発生する場合があります。
外貨での元本が増加していても、そのときの外国為替相場が購入時よりも円高となっていた場合は円での受取額は減少しており、投資元本を割り込むことがあります。一方で、株価は下がっていても為替差益でプラスになる場合もあります。
カントリーリスク
投資している国や地域の政治・経済・社会情勢・自然災害などの変化により、株価や為替が下落することで投資元本を割り込んだり、売買が制限されたり、売買や受渡しなどができなくなる場合があります。
外国株式 約定為替レート(外貨決済の場合を除く)
円貨決済でお取引の場合、受渡代金を計算する際に用いる為替レートは、当社が定める仲値に、所定の金額を加減したレートを用います。
手数料およびリスクについて
当社Webサイトに記載の金融商品等にご投資いただく際には、各金融商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各金融商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。各ページに掲載された各金融商品等へのご投資にかかる手数料等およびリスクについては、手数料およびリスクについての重要な注意事項のページをお開きいただき、よくお読みください。
なお、当該金融商品の取引契約をされる場合、当サイト記載の注意事項のほか、その金融商品の「契約締結前交付書面」(もしくは目論見書)または「上場有価証券等書面」等の内容を十分にお読みいただき、ご理解いただいたうえでご契約ください。
